同人活動をするには時間が必要です。
絵を描くわずかな時間でも、継続すればちり積もで、何十枚何百枚とかけば数日にも数年にもなる。
ですが、時間をつくるのは簡単なことではありません。
特に社会人は大変です。仕事、残業、残業、残業、上司からの誘い、休日出勤、休日出勤…
月月火水木金金でございます。どこに同人活動をする余地があるというのでしょうか・・・というのはさすがに極端な例でしょう。
残業控え目休日がちゃんと休日である一般的な社会人でも、家事をしたりすると同人活動をする時間がなくなります。
しかし、同人活動はちり積もです。1日わずかな時間しかとれなくても、休日にしか時間が取れなくても、継続すれば1枚イラストなり1本漫画、小説なりが出来上がります。それを十何枚十数本と描けばいつかは同人誌もできます。
一番いけないのは、描く時間がないからと睡眠時間を削ることです。睡眠は健康に直結します。己が健康を犠牲にして、とうとうあの世へ旅立っていった人を私は知っています。
どうか、睡眠時間だけはしっかり確保するようにしてください。
ちなみに私は恵まれていて、現在テレワークなので、今のうちに漫画のほうは先行着手しています。
△夏コミの原稿のようだがその次のイベント向けの漫画。そもそも今この状況だったら遅すぎる。
同人活動は紙とペンだけあればできます。同人活動とは仲間に自分の表現を共有することです。必ずしもイベントに参加して同人誌を頒布する必要はありません。
事実、同人イベントや同人専門の印刷所がなかった頃は、紙とペンで描いた肉筆の漫画を仲間内で回し読みしていたりしました。これを肉筆回覧誌といったそうです。
私が小学生の頃、クラスの女子数人が漫画を描いて雑誌のようにひとまとめにして、それをクラス内で回し読みしていました。まさに肉筆回覧誌そのもので、これも立派な同人活動でしょう。
しかし、今はパソコンとかペンタブとかSNSというものがあります。同人活動の世はデジタル時代・・・。クリスタやフォトショで絵などを描き、それをSNSで仲間に共有する、同人活動そのものです。
ゆえに、同人活動をするには仲間が必要です。ついでに現代ではパソコンやソフトやペンタブを買う金も。
ちなみに私は友達が
同人活動をするのに画力とかセンスは必須ではありません。
どんなにへたっぴでも、誰かから下手と言われても、仲間がいれば気にする必要はありません。
しかし、もっともっと上手になりたい、神絵師になりたいのに、自分は下手だいつまで経っても上達しないと言っている人がいます。
自分のことを底辺絵師だと思い込んでいると、いつまで経っても底辺絵師です。
今の自分の絵が下手であると認めるのはいいですが、底辺絵師から脱却したければ、まずは向上心を持つことが大切です。そうすれば自分の絵にしっかりと向き合って、少しずつでも上手になっていくことでしょう。
諦める必要はないのです。